ホームページをご覧の皆様こんにちは！

東京 東村山 の清掃会社FACE ACT(フェイスアクト)でございます。

 

今年も残すところ1カ月となってしまいました。

我が家では要らなくなった物を断捨離したり、

ふるさと納税を利用したりと

今年中に終わらせられる用事を少しずつ片付け始めています。

皆様も今年中にやり残した事を

終わらせてすっきりした気持ちで新年を迎えましょう！

 

さて、今回ご紹介するのは「タイル補修作業」になります。

 

タイルは耐久性の高い素材として重宝され、

様々な建物で使用される馴染み深い存在ですが、

事故や経年劣化によって破損したタイルを放置すると

状態がさらに悪化することがあります。

 

そこで今回は

タイルがひび割れ、剥がれる理由と応急処置・補修方法を解説します。

 

【タイルが劣化・破損する原因】

まずはタイルが劣化・破損する原因を解説します。

原因は主に3つです。

 

■重い物、硬い物の衝突

タイルは耐久性が高い建材ですが

衝撃に弱いという特徴があります。

例えば下記の出来事による衝撃が原因で

タイルが割れることがあります。

 

　1.自転車を倒してしまう

　2.重い物を運搬中に落としてしまう

　3.地震や台風などの自然災害

 

 

上記のような突発的に起こるタイルの破損は

補修費用もかかるため頭が痛い出来事です。

しかし、条件によっては加入されている

火災保険を利用して補修ができる場合もあります。

詳しくは加入されている火災保険の内容をご確認くださいませ。

 

■下地の不備

タイルを貼る際に接着剤を使用していますが、

使用量が少ないとタイルが浮きやすくなってしまい、

浮いた隙間から雨水などが浸入するため

タイルの破損に繋がってしまいます。

 

 

■経年劣化

屋外は天候の影響を受けやすいため、

環境の変化による原因もあります。

例えば、タイルの下地（モルタル）が

温度変化と乾燥による膨張と収縮が原因で

ひび割れや剥がれることが多いです。

 

 

以上のようにタイルの劣化・破損

には様々な原因が挙げられます。

では破損したタイルを放置すると、

どのような事が起こるのか解説します。

 

 

【タイルを補修せずに放置するとどうなるか？】

たとえタイルが割れていても、

目立ちにくい場所や小さなひび割れ程度の場合ですと

「まだ大丈夫かな」とつい放置してしまいますが、

下記のリスクがあります。

 

　1.割れたタイルに躓く、または滑ってしまい、転倒事故が起こる

　2.施設や店舗の景観を損ねてしまい、利用者が減少する

 

また、目に見えない内部では劣化が進行していることもあります。

今は問題のない周辺のタイルも、

近いうちにひび割れや剥がれてしまう恐れが十分にあります。

 

ちなみにタイルは10～20年程で劣化し、

交換する必要があるといわれています。

もし小さなひび割れ程度でも発見した際には

業者に相談してみることをお勧めします。

 

すぐに修理が出来ない場合は下の写真のように

テープで固定して応急処置をすることがあります。

 

 

 

 

それでは次に、弊社が行った作業の一例をご紹介します。

 

【タイル補修 作業の一例】

 

■マンションエントランスのタイル補修の一例

下地の不備だった場合は既存のタイルを再利用し、

貼り付けて補修することが多いです。

 

十分な量のコンクリートボンドを使用します。

 

既存のタイルを割れないように慎重に貼り付けたら終了です！

 

■玄関前タイル補修の一例

破損しているタイルの状況を確認します。

 

グラインダーを使用し、

タイルの目地に切れ込みを入れます。

その後、タイル自体にも

細かく切り込みを入れて剥がしていきます。

※目地に切れ込みを入れずにタイルを剥がそうとすると

周りのタイルに傷・割れが発生する恐れがあります。

 

辺りのタイルの破片を綺麗にした後、

下地が凹凸な状態でしたらモルタルで下地を平らにします。

その後、コンクリートボンドを使用して新しいタイルを貼ります。

 

タイルを貼り終えたら、

剥がす前に切れ込みを入れた目地にモルタルを入れ補強します。

尚、はみ出たモルタルは水を含んだ

スポンジで綺麗にして終了です！

 

 

【さいごに】

タイルは耐久性が高い建材として多くの建物で利用されていますが、

破損を放置したままにしていると割れたタイルで躓く、

もしくは滑って転倒するといった事故に繋がることがあります。

また、建物の景観が悪くなりますので

小さなひび割れでも放置をせずにきちんと補修をしましょう。

 

自然災害などの突発的な破損でも火災保険を利用して補修ができる

場合もありますので、タイルが破損してしまったらまずは

加入されている火災保険の内容をご確認くださいませ。

 

以上、タイルがひび割れ、剥がれる理由と応急処置・補修作業のご紹介でした！

 

 

 

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