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【勝手に切っても大丈夫?】隣地から越境した植栽を切れる条件と伐採・伐根作業をご紹介します!

ホームページをご覧の皆様こんにちは!

東京 東村山 の清掃会社FACE ACT(フェイスアクト)でございます。

 

11月に入ると空気が一段と冷たくなったからか、

鍋料理が一層美味しく感じられる今日この頃です。

 

この時期、クマなど冬眠をする動物は、冬を乗り越える

ために沢山食事をしてエネルギーを蓄えますが、

実は人間もエネルギーを蓄えるために、

この時期は自然と食欲が増えるといわれています。

 

旬の食材を楽しみながら栄養をしっかり取り、

体調を崩さず元気に毎日を過ごしましょう!

※私は太りやすい体質なので食べ過ぎて

太らないように注意します!

 

さて今回は「植栽伐採伐根作業」に関する

話をご紹介します。

 

建物の周りに植栽を植えることで、外観の雰囲気を

オシャレにしつつ、周囲からの視線を

さりげなく隠す効果が期待できます。

 

植栽は人々の生活に彩りを与える反面、

生育不良で枯れた植栽や、成長して伸びすぎたり

傾いたりして通行の妨げになる植栽を放置すると、

害虫の発生や景観の悪化、安全面での問題が

生じる可能性があります。

 

 

また、隣地から越境した植栽を所有者以外の人が

勝手に切ると不法行為になるので、

近隣の方とのトラブルにつながります。

 

こうしたトラブルを防ぐため、

2023年4月に施行された民法第233条

(木・竹の枝や根っこを切ることに関する法律)

の改正法では、一定の条件を満たせば植栽の所有者から

同意を得ずに自分の敷地内に越境した植栽

切ることが可能になりました。

 

これまでは、所有者との話し合いか、所有者に対して

切除を求める訴訟を起こす必要がありましたが、

この改正法により、隣地から越境した植栽

以前に比べて簡単に切れるようなりました。

 

今回は、

隣地から敷地内に越境した植栽を勝手に切っても大丈夫?」と

悩まれている方に向けて、所有者から同意を得ずに

植栽を切れる条件をご紹介します。

 

その他、弊社では枯れた植栽や邪魔になっている

植栽伐採伐根作業のご依頼を多く

頂いておりますので、その際に行った

作業の一例も併せてご紹介させて頂きます。

 

 

隣地から越境した植栽を勝手に切っても大丈夫?】

突然ですが、皆様は

隣地植栽が自分の敷地内に越境して邪魔だから切りたいな…。」

と不満に感じたことはありますか?

 

実は、こうした不満を抱える方々に関係する

民法が改正されました。

 

これまでは、隣地から越境した植栽を「邪魔だから」と

植栽の所有者以外の人が勝手に切ることは

できませんでしたが、所有者不明の土地が近年

増えているという時代背景に合わせて、

2023年4月に民法第233条の改正法が

施行されました。

 

この改正法が施行されたことで、

以下の3つの条件のいずれかを満たせば、

植栽の所有者から同意を得ずに

敷地内に越境した植栽を切ることが可能になりました。

 

 

1.植栽の所有者にお願いしても切ってもらえない場合

 

植栽の所有者に切るようお願いをしたが、

しばらく経過しても対応がない場合、

所有者以外の人が植栽を切ることができます。

 

具体的な期間は事案によりますが、

目安として2週間程度とされています。

もし、植栽の所有者と普段から交流が少なく

伝えにくい場合は、手紙でお願いする方法がお勧めです。

 

 

2.植栽の所有者が分からない場合

 

不動産登記簿など公的記録を調べても土地の所有者が

不明な場合は、植栽を切ることができます。

 

どれほど調べればよいかについて

明確な基準はありません。

そのため、公的記録の確認に加えて、近隣の方への

聞き取りなど、考えられる手段で調べ尽くした結果、

土地の所有者が不明であると判断された場合、

植栽を切ることができます。

 

 

3.植栽を切らないと危険な場合

 

台風などの自然災害や地盤沈下により植栽が倒れ、

建物が被害を受けそうな場合や、

植栽が道路にはみ出して交通事故を引き起こしそう

な場合など、危険が差し迫っている場合は

植栽を切ることができます。

 

植栽が倒れて電線が切れそうな場合は

感電の恐れがあるので、自身で植栽を切ろうとせずに

電力会社へ連絡して切ってもらいましょう。

 

以上が、隣地から越境した植栽

所有者の同意なしで切ることができる条件です。

 

最後に、隣地越境した植栽に関する基本的な原則

について補足します。

原則として隣地越境した植栽は所有者が切る

責任を負います。

ただし、所有者が高齢で作業が難しいなどの理由から

「自由に切ってよい」と言われることが

あるかもしれません。

 

その際は、後々のトラブルを避けるために同意書など

を用意し、証拠を残すことをお勧めします。

 

 

それでは次に、弊社が行った

植栽伐採伐根作業の一例をそれぞれご紹介します。

 

ご紹介する前に、「伐採伐根とはどのような作業?」

と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますので、

まずは、伐採伐根の作業について簡単にご説明します。

 

伐採」とは、根元から上の部分を切り、切り株のみを

残す作業を指します。伐採を行うことで、

悪化した日当たりや景観を改善する効果が期待できます。

ただし、切り株から新たに芽が伸びてくるため、

定期的に伸びた部分を切る必要があります。

 

次に「伐根」とは、伐採後に残った切り株を撤去する

作業を指します。

伐根を行うことで、ハチやシロアリなどの害虫発生を

予防できるほか、空いたスペースを別の用途に

利用できるようになります。

ただし、伐根作業は重労働なので、業者に依頼すると

伐採作業より費用が高くなる傾向があります。

※費用は植栽の種類、大きさ、状況、作業する業者

によって異なります。

 

 

植栽伐採作業一例

 

1.植栽を倒す方向を決めます。

人通りや建物、障害物(電線や他の植栽など)が無く、

安全な方向を選びます。

今回伐採する植栽は、以下の写真のように隣地との

境目付近に生えているため、隣地植栽

倒さないよう注意します。

 

さらに、植栽の近くにフェンスがある場合は、

作業前にフェンスを取り外しておきます。

 

2.倒す方向を決めたら、ノコギリや剪定バサミで

細めの枝葉を切り落とします。

 

枝葉を事前に切ることで、植栽を倒す際に近くの建物や

他の植栽に傷が付くのを防ぎます。

また、切った枝葉は周囲に放置せず、

こまめにまとめることで足元を安全に保ちます。

 

3.倒したい方向の反対側から、幹と垂直になる角度で

ノコギリやチェーンソーの刃を入れ、

幹の上部から根元付近に向かって処分しやすい

サイズに切り分けます。

 

幹を上部から切り始める理由は、

幹が枝葉よりも重いため、一度に根元から

切ろうとすると倒れる幹を支えきれず、

作業者が幹の下敷きになる危険があるからです。

 

また、処分しやすいサイズに切り分けることで、

後片付けの手間を省くことができます。

 

4.伐採した植栽をノコギリやチェーンソーなどで

処分しやすいサイズに切り分けます。

作業中は刃から離れた位置に手足を置いて、

しっかりと植栽を固定し、手足を切らないよう

注意して安全に作業します。

 

5.切り分けた植栽や散らばった枝葉をまとめて

後片付けをします。

 

これで植栽伐採作業が完了です!

 

植栽伐採した後、周囲2m以内に他の植栽

田畑が無い場合、残った切り株の切り口に除草剤を

撒いて枯らすことがあります。

これは、今後切り株から伸びてくる芽を定期的に切る

手間を省くことに加え、ハチやシロアリなどの

害虫発生を予防するためです。

切り株が完全に枯れましたら、伐根します。

 

続きまして、植栽伐根作業をご紹介します。

 

 

植栽伐根作業一例

 

1.切り株周辺の土を、シャベルで掘ります。

地中の根っこが出てきたら、シャベルを突き立てて

断ち切ったり、ノコギリや剪定バサミで切ります。

 

この際、近くに他の植栽がある場合は、その植栽

根っこを傷付けると枯れてしまう可能性が

あるので、慎重に作業を進めます。

 

※幹と枝葉がある植栽の場合は、土を掘る前に

ノコギリや剪定バサミで幹と枝葉を切り、

切り株のみの状態にします。

 

2.主な根っこを切ったら、

切り株に体重をかけて切り株を引き抜きます。

勢いをつけて切り株を引き抜こうとすると、切り株が

抜けた拍子に転倒する危険があるので、

慎重に少しずつ力を入れるようにします。

 

※切り株を伐根した後、地中には細い根っこが

残りますが、数年の時間が経てば

地中で腐って無くなります。

 

3.切り株や根っこを撤去した場所には穴が残りますので、

土を入れて埋め、地表を平らに整えます。

その後、散らばった植栽をまとめて後片付けをします。

 

これで植栽伐根作業が完了です!

 

 

以上、植栽伐採伐根作業のご紹介でした!

 

 

【さいごに】

民法第233条の改正法により、越境した植栽

以前と比べて簡単に切れるようになりましたが、

近隣の方と良好な関係を維持するために、

実際は話し合いが必要になる場合も少なくありません。

 

例えば、私の場合、自宅の裏側に植えられていた

大きな植栽が敷地内に越境し、窓ガラスに傷が付く

トラブルがありました。

 

最終的に自宅の敷地内に越境した植栽は所有者に

切ってもらいましたが、最初にお願いした際は

なかなか応じてもらえず、話し合いが

難航した経験があります。

これ以上のトラブルに発展しないよう、さまざまな

配慮が必要だった記憶が今でも残っています。(泣)

 

もし、植栽越境に関して不明点があったり、

私の場合のように話し合いが難航した場合は、

弁護士や自治体の窓口で相談することをお勧めします。

 

また、自身で作業を行う際は、周囲の安全に十分

配慮し、伐採伐根後の植栽は自治体のルールに

従って適切に処分しましょう。

 

 

最後まで本記事をご覧いただき、

誠にありがとうございました!

 

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